犬が大好き
小学6年生の時に、初めて私の犬を飼ってもらった。
近くの「鳥獣店」の外に繋がれていた
雑種のチロ。
3000円だった。
可愛かった。
でも、うちに向かい入れた日、
身体中ダニだらけで細い体でかわいそうだった。
チロの顔のアップリケを作ったり、毎日散歩して楽しかった。
母の元から父の元に引き取られ、
複雑な思い(寂しくはなかった)をチロに聞いてもらっていた。
その最愛のチロの最期の姿が記憶にない。
チロはどこに行ったのだろう。
確かに存在していた
でも、チロの最期を
家族は誰も覚えていない。